遊佐町の北端に位置する海岸の地域、吹浦地区の「浦通り」と呼ばれる3集落に伝わる民俗行事です。
毎年1月の、1日(滝ノ浦)、3日(女鹿)、6日(鳥崎)にそれぞれ行われます。
秋田県男鹿の「ナマハゲ」とよく似た行事で、起源はどちらも一緒らしいと言われていますが、遊佐町では「アマハゲ」と言います。「ケンダン」という藁を何重にも重ねた蓑を身にまとい、鬼や翁の面をつけ、各家庭を回って、子供の怠け心をいさめたり、お年寄りの長寿を願う行事です。
1999(平成11)年に「鳥追い」「ホンデ焼き」など正月に行う一連の行事とともに、「遊佐の小正月行事」として国の重要無形民俗文化財に指定されました。
2018(平成30)年には、「遊佐の小正月行事(アマハゲ)」を含む、東北から沖縄までの8県に伝承されている10件の行事が「来訪神:仮面・仮装の神々」として、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
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